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新作「有栖窯 陶芸家 中村明久」作「瑠璃地 銀彩」

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李朝時代に用いられた 瑠璃地 …

白い素地 (粉引) の上に、釉薬に 呉須(ごす) を混ぜ 瑠璃釉 としたものを 刷毛 で彩色したのが 瑠璃地 と呼ばれ、朝鮮李朝時代に用いられた技巧…。

祭器や文具など、特別なものにしか使われなかった「瑠璃地…」は、当時、釉薬に使われる 呉須 が 非常に 高価 であった為、節約の術として、刷毛で塗られながらも 綺麗な深い青 を表す技術が研鑽されてきた…。

中村 明久(なかむら あきひさ) 氏 は、その節約の美学…「最小限で最大の効果を表す!という 志 が、ひとつのポリシーである!」と語られる…。

更に「瑠璃地 銀彩」では、焼成された瑠璃地の陶器に 純銀液 を使って、刷毛で 再度 彩色し、その後、再度、焼き付けて仕上げる作風であり、刷毛も独自に探究された毛質のを用いて塗られ、見極められた焼成温度で、再焼成する…。

その仕上がりは、時の経過とともに、銀の表面が酸化し、金化、黒化などの変化が現われ、それを景色として楽しんで欲しいと、中村 氏 は 語る…。

従来は、絵付けの際に少量のポイント描きや線描きに使用されてきたのが銀彩であるが… 

過去に、北大路 魯山人 氏 が、過誤の焼き物に対して、全面に銀を塗りたくって、焼き試みたのが、実に素晴らしい仕上がりであった… という逸話から… 中村明久 氏は、それを独自に再構成した手法を用いて、瑠璃地よりも、さらに格式の高いものとして位置付けた 銀彩(瑠璃地の…)作品を制作されている。

まだまだ、これからも 銀彩 の可能性を探究したいと語られる 中村明久 氏。この貴重な「瑠璃地 銀彩」作品 を この度は、特別なお計らいを賜り、新たにお譲り頂きましたので、是非、皆様、当店にて、実物のご高覧の程を頂けましたら幸いでございます。

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以下、当店取り扱い品です。

有栖窯 陶芸家 中村明久 作

「瑠璃地 銀彩 平茶盌」
「瑠璃地 銀彩 盃」
「瑠璃地 銀彩 ボトル」

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by salondedeuxh | 2017-08-27 21:23 | 取り扱い作品

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